
20年前、従来型の農業スタイルである「慣行栽培」が主流だったころから先駆けて「有機農業」を実践してきた橋谷田ファーム。農薬や化学肥料を使わずに、有機質肥料だけを使った「JAS認定有機栽培米」をはじめ、農薬と化学肥料の使用を半分以下に減らした「特別栽培米」など、自然にも身体にも負荷をかけないお米を育てています。橋谷田ファームが目指すのは、人間の都合ではなく、稲目線、自然目線に立った持続可能な農業。除草剤や殺虫剤などの薬剤に頼らずに、お酢を使って除草したり、微生物に着目して土壌環境のバランスを整えたり。自然のシステムに沿って育まれたお米は、生命力と栄養価にあふれ、ひと口食べれば、ふくよかな香り、どっしりとたくましい味に、驚きと感動があるはずです。安心安全なお米を届けたいという想いから、世界的な農業認証「グローバルGAP」を取得。自然本来、稲本来の味わいを、皆さんの五感で味わってください。
橋谷田ファームがつくるお米

農薬や化学肥料をいっさい使わずに、有機質肥料のみを用いて栽培しているお米です。田んぼに雑草が生えても、稲が病気になっても薬剤に頼ることができないため、こまめな手入れが必要ですが、自然のシステムで育つ稲は、病気にならないように自ら免疫力をつけるため丈夫に育ちます。ひと口運べば、太陽や土らしい香りを感じるという声もあり、橋谷田ファームのファンから人気のお米です。

特別栽培とは、慣行栽培に比べて農薬と化学肥料の使用量を半分以下におさえた栽培方法のことを言います。農薬の種類は大きく殺菌・殺虫・除草がありますが、橋谷田ファーム・坂井農園では除草剤だけの使用に留め、田んぼへの負荷をおさえるよう努めています。味のバランスに優れ、比較的手の届きやすい価格帯であることからも、西会津米デビューにおすすめのお米です。

2021年にデビューした福島県のブランド米。認証GAPを取得し、生産工程をしっかりと管理している農家だけに栽培が認められている特別なお米です。さらに、有機栽培で「福、笑い」を育てているのは、橋谷田ファームを含めて県内で3つの生産者だけ。福島が誇るお米を、ひとつ上の味わいでお楽しみください。

もち米のようにもっちりとした食感で、やわらかく甘みが引き立つ味わい。その秘密は「低アミロース」。一般的なお米に比べて、でんぷんの構成成分であるアミロースの含有率が低く、ふだんのお米に少しミルキークイーンをまぜて炊くと、もっちり感が増しておいしく炊き上がります。栽培が難しく、収量も少ないことから希少価値の高い品種です。

名前に「もち」とあるように、「こがねもち」はもち米です。西会津では今も、お祝いごとや集落の行事があるときには餅をつく文化があり、炊き立てのもち米でいただく餅は絶品。おはぎや炊き込みごはんにもおすすめです。ちなみに、一般的なお米は10月中旬に収穫するのに比べて、「こがねもち」は早生(わせ)品種と言って9月上旬に収穫します。

宇都宮大学が開発した、日本初の国立大学生まれの品種です。米粒が大ぶりで食べごたえたっぷり、心もお腹も満たされます。コシヒカリやミルキークイーンよりも粘り強い食感で、冷めてからももっちり感が続くため、おむすびやお弁当にもおすすめです。

コシヒカリの1.5倍ほどにもなる大粒が特徴のお米。炊きあがりのふくよかな香り、ひと口運べばふわっと広がる深みのある味わい。プロの料理人に選ばれる「ワンランク上の高級品種」で、お店のクオリティをご自宅でも楽しめます。栽培には厳格なマニュアルがあり、橋谷田ファームでは農薬や化学肥料をいっさい使わない「有機栽培」で自然本来のおいしさをお届けしています。